グローバル化とデジタル化が急速に進む現代において、地域経済を支える中小企業・小規模事業者は、従来の経営手法や発想では対応しきれない、様々な課題に直面しています。 経済産業省の調査(2022年)によれば、BtoC-EC市場規模は20.8兆円に達し、前年比7.7%増と成長を続けており、限られた経営資源の中で、いかに効果的に集客・販路を拡大していくかが、企業の成長を大きく左右する時代となっています。

少子高齢化による人材不足も深刻化し、総務省の統計(2022年)では、生産年齢人口(15～64歳)は7,450万人で、ピーク時(1995年)と比べて1,000万人以上減少しています。地方においては、人材の確保が企業の存続に関わる重要な課題となっています。

また、中小企業庁の調査(2020年)によると、休廃業・解散企業数は49,999件と過去最多を更新しており、地域経済の停滞は深刻な状況です。

しかし、このような状況下でも、中小企業・小規模事業者には、地域経済を活性化させる力強い潜在力があります。地域資源を活用した新たなビジネスモデルの創出や、インバウンド誘致による地域経済の活性化など、可能性は無限に広がっています。
当団体は、中小企業・小規模事業者のが持つ潜在能力を最大限に引き出し、地域経済の活性化と地域社会の発展に貢献することを目的として設立されました。 グローバル化・デジタル化に対応した集客・販路拡大支援、人材確保・育成支援、地域資源を活用した新規ビジネスモデル創出支援、インバウンド誘致支援等を通して、中小企業・小規模事業者の持続的な成長をサポートし、活力ある地域社会を創造していきます。さらに、私たちは、地域の魅力を発掘し、磨き上げ、世界に発信することで、独自の地域ブランドを創造します。地域ブランドは、地域経済の活性化を促すだけでなく、地域住民の誇りを育み、地域社会の活力を高める力となります。私たちは、地域の中小企業の皆様と共に歩み、地域ブランドを創造することで、個性豊かで魅力あふれる地域社会を実現していきます。